2006年7月 5日 (水)

一緒になって考える

ISO9001の認証取得活動を通じ,
いくつか得たコトの中で、
最も影響を受けたのは、
「内部監査」と言う考え方です。

「内部監査」とは読んで字のごとく、
内部、すなわち社内のヒトたちが自らの手で、
品質マネジメントシステムについての、
監査を行うもの。

みたいなコトが、
規格要求事項に書いてあります。

もちろんとても大切なコトなのですが、

私が「なるほどなぁ」と思ったのは、
そのコトだけではありません。

先の記事にも書きました、
「品質マネジメントの8原則」にある、
「全員参加」とリンクしているところがある、
と感じたからです。

と言うのは、

私は今、ISO9001の事務局を
担当しているワケですが、
以前にも同じ、組織マネジメントに関する活動の
事務局を担当していました。

その時のパターンでいけば、

事務局=「内部監査」をするヒト

に間違いなくなっていて、

「俺(私)たちには関係ないもん」

「こんな面倒くさいコトなんでやんなきゃいけないの!」

て、絶対になっていましたが、
今回は、ちょっとびっくりする程雰囲気が違って、
そうではないからなのです。

つまり、「内部監査」をするヒト、
すなわち「内部監査員」は、
各部門から選ばれたヒトであり、

「内部監査員養成研修」を受け、
修了したヒトを「内部監査員」として、
会社に認定されたヒトが、
「内部監査」を行うと言う(少しクドいですね)、
仕組みが活きているからです。

つまり、「事務局まかせ」にはできないってコトです。

コレ実はスゴく大事です。

「内部監査員」になったヒトは、
自分の所属する部門の監査は、
できないのですが、

それゆえ、ヒトそれぞれ、色々なキャラはあるものの、
自分が監査をやらなければいけない、
ってコトを、日々、内部監査の日が近づくにつれ、
そのヒトなりに自覚する様になります。

だって、そりゃあそうです。

他所の部門を監査する上に、その相手となるのが、
自分より立場が上の部門長だったりするのですから、

「(ISO9001のこと)よく解んないんだよ」

では当然済まなくて、むしろ

「ちゃんとやらないとマズイなぁ」

という気持ちにならざるを得ない、
ISO9001の活動の一旦を担う、
「当事者意識」が、
誰に言われるまでもなく、
ごく自然に芽生えるようになっていきます。

こうなると、事務局としては、
とってもやり易くなって、嬉しいですし、
事務局冥利に尽きるとは、まさにこのコト。

さらにウチの会社では、
「内部監査員」の中に、
「部門推進委員」を兼任してもらっているヒト
がいるのですが、

このヒトたちのパワーが実にスゴイです。

以前の時みたいに、事務局が右往左往して、
現場のみんなに説明したり、説得したり
しなくても大丈夫!

このヒトたちが部門を、しっかりとまとめてくれています。

そういえば、コレはウチの会社独自かも
しれませんが、「部門推進委員」の集まりである、
「推進委員会」については、
また今度触れたいと思います。

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