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2006年8月15日 (火)

商社が取得する場合

 ISO9001の認証取得活動も、
スタートから1年の歳月を経て、
先日第1段階審査を終えました。
 あとは、今月末に
控えている第2段階審査を
残すのみとなりました。

 当然、審査では
「不適合」がいくつか出ると
思います。
 でも、かえってその部分が
指摘されるコトは、
認証取得後の運用で、
 役に立つコトを発見できる
チャンスだと感じています。

 真の継続的改善を目指すには、
必要なコトです。(カッコイイ)

 さて、 優等生的発言は、
これくらいにしまして、
 ISO9001の規格要求事項が、
元々、メーカーを意識して作られているコトは、
ご存知かと思います。

 私のいる会社のように、
商社の場合は、要求事項を様々な
 解釈に置き換え、
品質マニュアルを作りました。

その一つが、「7.1サービスの実現の計画」です。 

 これは品質マネジメントの規格上、
「製品実現の計画」というコトバを、
 当社の業務の実態に合う様に直し、
変更したものです。

 申し遅れましたが、
規格要求事項の各章は、
この様に、各企業で普段使用している
 馴染みのあるコトバへ
変更することが可能です。

 ちなみに、当社では、
「製品」を「サービス」に、
「検証」は「検品あるいは検査、検収」に、
置き換えています。

話しを元に戻しましょう。

 サービスを提供する基本は、
「モノ(製品)を仕入れて売る」、
簡単に言えば、プロセスはこれだけです。

 具体的には、
注文があった際、
商品を在庫の分から引き渡すか、
供給(仕入)先から商品を購入し、引き渡すかの違いです。

 そこには、ISO9001で要求されている、
「7.4.3購買品の検証」における、
受入検査はありません。
 というより、できないと言った方が正しいです。

 何故なら、
自社で倉庫や配送センターを
持たない場合、
 お客さんから注文のあった商品は、
在庫先あるいは、
仕入先から直接
お客さんへ引き渡します。

 従って、検品や検査は、
在庫として仕入れる前に行うか、
仕入先の責任において、
行ってもらうか、
 そのいずれかの方法が取られます。

 もし、その時点で不適合が発見されず、
お客さんのところで発見された場合は、
クレームになりますが、

 機械などは、試運転を兼ねた
検収という形で対応し、
不適合の発見を未然に防いでいます。

 この辺が「メーカー」と「商社」の場合とで、
異なる点だと思います。

 審査で、

「受入検査はやってますか?」

 と質問された際は、
ココのところを、はっきりと伝えましょう。

 また、「7.1サービスの実現の計画」について、
その手順を聞かれますので、
フロー図にまとめておくことをおすすめします。

 この図は、「QMS(品質マネジメントシステム)の体系図」
と整合させておく様にしてください。

 さらに、「7.4.3購買品の検証」や
「8.2.4サービスの監視および測定」などと、
その手順を結びつけておくと
整理がつき、解りやすく、
説明もしやすくなります。

 要求事項には、
一つの章で完結しているケースと、
他の章と関連しているケースと、
 両方あります。

 関連している章同士を、
なるべく結びつけて理解することで、
頭の中が整理され、
 みなさんの会社、
独自のQMSがイメージできる様になってきます。

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